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婦人会リレーエッセイ  アクアマリン

今回担当させて頂くアクアマリンです。

 

 先日、大亮様のFacebookに「今日も親神様の御守護に満ち溢れている」と書かれているのをみて、本当に心が熱くなりました。

 

 というのは、昨年の教祖誕生祭へ、私と義妹と姪っ子、それに姪っ子の3歳になる子供・T君でおぢばがえりさせて頂ききました。

 きっかけは、その姪っ子が二人目の子を授かったところから、そのおびや許しを頂くという理由だったのですが、実のところはT君が、正月頃より体調がすぐれず、発熱、腹痛を度々繰り返し、何度も通院している事態からというのが本当のところでした…。

 ですので、義妹も大変心配になり、仕事を休むのも厳しかったのですが、何とか都合をつけて一緒に行ってくれる事になりました。

 

 私も、婦人会の委員部長講習会のため、遅れておぢばに着いたのですが、詰所到着早々、義妹の友達のMさんから、T君の調子が悪いというところから、「憩の家」病院へ連れてってますとの報告を受けました。

 

 私は委員部長講習会受講のため、詰所で待つことにしました。すると、Mさんから「すぐ来て下さい。大変です!」との緊急の連絡が入りました。

 

 その知らせを聞いて、私もびっくりしましたが、帰って来た義妹から聞くと、T君は白血病でかなり病状も進行していて、早く入院治療しないと命が危ない!との事。

そして、天理の病院では専門医がいないため、青森に帰って弘前大学附属病院へ入院することになったから!

と、息も切らさず矢継ぎ早に話し、一刻も早く帰る手配にかかりました。

 

 私もその話を聞いて、あまりの事に動揺を隠せませんでしたが、まずは会長さんに…と、すぐに連絡を入れました。

 

 その時、教会に居た会長さんは「おぢばで病気を見つけて頂いたんだから、神様のする事だから心配はない…。まずは、焦らないで、今回はおびや許しをもらいに行ったんだから、ちゃんとそれを頂いて、明日、朝一番で帰ってきても大丈夫だから!」と話してくれたのを聞いて、私も少し落ち着きました。

 

 それから義妹と姪に、会長さんからの言葉を伝え、私も早速、神殿へ向かい、これから姪夫妻、義妹家族がT君を通しての成人を促されている親神様の思召なのだから、もちろん、私達教会家族も一緒に協力しますので、何とかお助け下さいと、真剣にお願いづとめをつとめさせて頂き、おさづけを取り次がさせて頂きました。

 そして、明朝一番で、義妹・姪っ子親子は青森に帰り、弘前大学附属病院へ入院しました。

 

 お陰様で、検査の結果、急性リンパ性白血病と診断が下り、遺伝子的にも、抗がん剤が効きやすいタイプとの事で、最悪の結果ではなくてホッとしました。

 

 今から思えば、3歳という年齢で良かったとつくづく思いました。母親が付いていれば、予想される困難な事も乗り越えていけるし、小学生の年齢だったら、言わずと知れず勉強の心配もしなければいけません…。

 

 また、6月に生まれた赤ちゃんは、ミルクを嫌がる事なく飲めて、義妹夫婦や親戚の皆さんにも、大変可愛がってもらい、思いの外すくすく育ってくれ、本当にありがたい御守護を頂きました。

 

 姪も同じ病気を持つ、病棟内の子供さん達におさづけを取り次ぐ事ができ、またこの病気を頂かなかったなら、こんなに、日頃、当たり前だと思っていた事を、こんなにありがたいことだと喜べただろうか?と話してくれています。

 

 その姿を見て改めて、「今日も親神様の御守護に満ち溢れている」と感じずには居れない、今日この頃です。