· 

婦人会リレーエッセイ 不思議なご縁 とろこ

28年前、母の出直しと自分の身上という大きな節を頂いた。所属の教会の会長さんに背中を押され修養科に入ったのが、私が21歳の時で、自分の人生に変化をもたらせてくれた人との出会いがあった。

 

そのうちの一人はうちの主人、もう一人は、修養科同期のNちゃん。Nちゃんは私よりも1つ年上、いつも明るいNちゃんは、皆を喜ばせ、楽しい雰囲気を作るのが上手な人。Nちゃんから笑いの種をたくさん貰った。Nちゃんがいたおかげで、修養科3ヶ月楽しく過ごすことが出来た。

 

そんなNちゃんと出会ってから、28年の時を経て、今、畑仕事で一緒に笑いながら作業をしている。

 

Nちゃんとは本当に不思議なつながりを感じる。

人生を歩んでいく中で、いろいろな人との関わりや影響や刺激を受けて、様々な要素が加わって今の自分がいる。

Nちゃんからいろいろなものを受けて自分を変えるきっかけを貰った。

 

振り返ってみて自分はどうだろう?

周りの人に楽しい雰囲気を与えられているだろうか?

私の言葉で人を傷つけていないだろうか?

出来れば、Nちゃんのように明るく元気を与えられる存在でありたい。

 

まずは、朝夕のおつとめに心を寄せて、知らず知らずに積もったほこりを払い、素直な心で親神様のメッセージを、キャッチできるようにつとめさせていただきたい。

 

今日も一日、生かされ元気に過ごせること、親神様のお働きに感謝して、先を楽しみ歩んでいきたい。

人生はまだまだこれから。いろいろな出会いがありそうだ。

 

寒い空の下 今日も明るい元気な笑い声が畑に響き渡る

ありがたい ありがたい

 

  とろこ