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2023年4月 大教会長挨拶

 本日は、過ごしやすい結構なお日柄をいただいて、皆さんにはそれぞれご多用の中と、尚も長引くコロナウイルスによる影響の中を、遠近を問わず四月の月次祭にご参拝をいただきまして、誠に有難うございました。また、日々はお道のご用の上にご丹精を下さり、誠に有難うございます。

 はじめに、今月はお陰様で三ヶ月ぶりに、修養科生を二名お与えいただくことができました。本当に有難く思います。修養科生さんのお二人は女性の方で、東通の会長さんの妹さんとその娘さんで、親子でこの度修養科を志願して下さいました。修養科生さんには親子でたすけあいながら、おぢばに伏せ込んでいただきたいと思います。皆さんにはいつもお願いをしておりますが、修養科生さんに親しくお声を掛けてもらい、お世話どりをくれぐれもお願いさせていただきます。そして、この度このように、修養科生さんをご守護いただけた喜びを台にして、この旬におぢばで三ヶ月伏せ込ませていただける修養科生の丹精に、しっかりとつとめさせていただきたいと思います。

 今月の十八日には教祖誕生祭がつとめられ、教祖225回目のお誕生日を、お祝いさせていただきました。そして、その翌日には婦人会総会が雨の為に会場変更などありましたが、賑やかに開催をされました。今年の総会は参加人数を限定しないということでしたので、城山からはお陰様で、三十三名のご婦人さん方に参加をいただくことができました。この度、私が思っていた以上のたくさんの方におぢばがえりをしてもらい、その中で普段なかなかお会いできない人にお会いし話すことができ、そして、詰所が久しぶりに賑やかとなりましたので、本当に有難く思いました。今回教祖誕生祭がつとめられた夜に、「婦人の集い」として、詰所で開催をされましたが、来年はコロナ以前のように青森や岩手の方面で、「婦人会会員の集い」を開催してもらい、ご婦人さん同志で親睦を深めて、年祭活動の歩みにつなげていただきたいと思います。

 明日は青年会総会と、女子青年の集いが開催をされます。当日は青年会と女子青年合同で式典をつとめて、終了後には大教会の外でバーベキューをされるとのことです。今朝早く、青森・岩手方面より、青年会の皆さんが無事着いて今ここにおられますが、明日午前中早くにおぢば・関東方面からも、青年会と女子青年さん達が来られますので、皆さんと気持ちよくお迎えさせていただきたいと思います。そして、この道の次代を担う、青年会と女子青年の若い皆さんを温かく見守りながら、大教会に来てよかったと思ってもらえるように、お力添えをお願いさせていただきます。

 さて、祭文でも申し上げましたように、この月の月末には、「全教一斉ひのきしんデー」が実施されます。ひのきしんとは、親神様のたくさんのご守護を身に感じて、報恩感謝の心を日々の行いに表わすご恩報じの実践です。そして、そのひのきしんを全教のようぼく信者が、日を定めて一斉に実動させていただくのが、この「全教一斉ひのきしんデー」であります。

 私達お互いは、親神様に命をお与えいただいて、この自由自在に使える身体をお借りして、結構に生かされている私達お互いであります。「かしもの・かりものの話は、千辺説いて千辺諭してくれ。」と、このようにお教えいただきますので、ひのきしんデー当日には、ようぼく信者が挙って参加をして、お借りしている身体と生かされていることに感謝をしながら、報恩実践であるひのきしんを、勇んでつとめさせていただきたいと思います。

 さて、来月の話になりますが、五月の月次祭には諸井世話人先生のご巡教をいただきます。毎年年に二度ご巡教をいただいておりますが、今年最初のご巡教となります。そして、翌日には教会長講習会を開催させていただきます。教祖の年祭と大教会の記念祭に向かうこの旬に、世話人先生のご講話おぢばのお声を改めて心に治めさせていただき、そして、教会長講習会では教会長としての自覚を深めて、更なる成人をお誓いさせていただきたいと思います。ですから、来月の月次祭には、一人でも多くの方に大教会にご参拝いただけますよう、お願い申し上げます。

 最後になりますが、大教会創立百三十周年記念祭まで、残すところ半年あまりとなりました。そして、城山につながる皆さんには、記念祭を打ち出してから今日まで、たくさんのお力添えとご真実をいただきました。皆さんもすでにご承知の通り、残念ながら記念祭の真柱様・奥様のご臨席がなくなりました。そこで、城山につながる皆さんには、真柱様ご夫妻のご臨席を楽しみにされていたことだと思いますので、このような形になってしまったこと、大変申し訳なく思っております。このように、真柱様ご夫妻のご臨席がなくなってしまったことは、本当に残念なことですが、しかし、私達はその中を記念祭に向かっておつとめの練習に励ませてもらい、記念祭当日には、城山の一手一つに勇んだおつとめをつとめさせていただきたいと思います。そして、記念祭に向かう活動方針は、過去・現在・未来にありがとうの、感謝をさせていただくことがめどうでありますので、これからも感謝の心を積み重ねて、記念祭当日を、少しでも心豊かに成人をさせていただけた姿で迎えられるよう、日々の歩みを進めさせていただきたいと思います。そして、今後も変わらず、記念祭の上にお力添えを賜りますようお願い申し上げて、本日の挨拶とさせていただきます。有難うございました。